老後資金に2000万円必要と言われてもそんなの貯められないって人も多いでしょう。
退職金を貰えるから安心?
年収が毎年上がっていくから安心?
親の資産があるから安心?
独身だから安心?
夫婦で共働きだから安心?
果たしてそうでしょうか。
サラリーマンだからって退職金が必ず貰えるとも給料が年々上がっていくとも限りません。雇用も会社が倒産すればそれまでです。
親の資産も相続が必ずしも上手くいくとも限りませんし。共働きだから、独身だからっていつまでも同じライフスタイルが継続するとも限りません。
そこでリスク分散の為にも未来を見据えた投資は必要になります。
ある種、保険のような扱いの投資先で金額も負担にならないような投資方法なので是非ともおすすめします。
GMOクリック証券の【米国VIベアETF】に投資
GMOクリック証券の米国VIベアETFって何?って人が大半だと思います。
一部で宝くじ銘柄と呼ばれており、年々上昇していきます。
米国VIベアETFはGMOクリック証券内での独自の呼び方で他では一般的に【SVXY】と呼ばれておりチャートは同じです。
ちなみにこちらがそのチャート
2012年1月の開始時はわずか40程ですが2017年12月までに550近くまで上昇し続けており
およそ6年で13.75倍
つまり年利(平均利回り)55%
投資の神様ウォーレン・バフェットが平均利回り20%程なので
何も考えずに買ってるだけで神様越えしちゃいます。
ここまで聞いたら最後まで読んで欲しい。
あなたはこう考えているでしょう。

すげー、さっそくありったけの貯金をかき集めて全力買いしよ
ちょっと待って!!
その行動力は称賛に値するがデメリットも聞いてほしい
これだけ上昇の力が働くから下落も凄まじい
それがこちら
はい
一気に下落、550から40付近まで。
これじゃあ駄目じゃん、こんなん怖くて買えないってなると思います。
でも待ってください。
これはVIショックと呼ばれ30年に1度あるかないかと言われた大暴落でした。
一気に下落はしましたが初めの値である40に戻っただけ。
そしてこのVIショックを機に上昇値は半分に下落値も半分になるように調整されました。
上昇値半分は先ほど年利55%だったから半分として22.5%。
それでも神様越えです。
何もしなくても投資の素人がプロに匹敵するパフィーマンスを出せる唯一の投資先といっても過言ではないでしょう。
そして今はなんとまだ暴落時の40から少し値を上げたぐらいの数値であるまさに今が買いのチャンスなのです。
暴落後も少しずつ上がっていっているのがチャートでも見て取れます。
上昇値が半分になったので緩やかではありますが確実に上がっていっている。
では老後資金に充てるとしてどのように活用するのか、シミュレートしてみよう。
ちなみに投資は初めの入金分だけであとはほったらかしの放置運用とする。
それはつまり老後まで運用結果を無視するとした仮定で行う。
30歳で1万円の投資の場合
現在あなたが30歳として65歳から老後資金を使い始めると仮定する。
①30歳の時点で1万円を米国ベアETFに投資してその後運よく暴落に巻き込まれずに
65歳まで運用できたとすると年利22.5%では
およそ1215万になる。
②では運悪く30年に1度の暴落に47歳の時にあい、1度元の購入値まで戻ったとする。
それでも47歳以降は順調に年利22.5%になると
およそ38万円になる。
先ほど下落も半分になると説明した事を覚えているだろうか。
過去の下落率は脅威の約93%。それが半分の46.5%になったとした場合。
47歳の暴落時ではおよそ20万になっており。その後暴落なく65歳を迎えるとして65歳到達時には
およそ771万になる。
③そしてかなり運が悪く30年に1度を2回も経験する事になる場合として
41歳と53歳で暴落にあい購入時の数値まで互いに落ちたとする。
その場合は65歳到達時点でおよそ11万になる。
また41歳と53歳時の下落半分の場合のシミュレートでは
41歳時点でおよそ4万円
53歳時点ではおよそ22万円
そして65歳到達時にはおよそ260万円になる。
何度も言うがこれらは全て初期に投資した1万円だけであって、その後追加入金や追加購入は一切していない本当のほったらかし運用である。
購入してから定年後の資産切り崩しの時まで楽しみに待っているだけのお手がる運用なのだ。
唯一の注意点とするならば投資した事を忘れてしまっている事だ。
35年近く放置する事になるので口座のログインパスワード等をなくさないようにしっかりとメモするようにお願いしたい。
40歳で1万円の投資の場合
現在あなたが40歳として65歳から老後資金を使い始めると仮定する。
①40歳の時点で1万円を米国ベアETFに投資してその後運よく暴落に巻き込まれずに
65歳まで運用できたとすると年利22.5%では
およそ159万になる。
②では運悪く30年に1度の暴落に52歳の時にあい、1度元の購入値まで戻ったとする。
それでも52歳以降は順調に年利22.5%になると
およそ14万円になる。
では下落にあったとしても現在は下落も半分になっているので過去最大下落の約93%の半分の46.5%であったとした場合。
52歳の暴落時ではおよそ5万になっており。その後暴落なく65歳を迎えるとして65歳到達時には
およそ24万になる。
③そしてかなり運が悪く30年に1度を2回も経験する事になる場合として
48歳と57歳で暴落にあい双方購入時の数値まで互いに落ちたとする。
その場合は65歳到達時点でおよそ5万になる。
また48歳と57歳時の下落半分の場合のシミュレートでは
48歳時点でおよそ2万円
57歳時点ではおよそ6万円
そして65歳到達時にはおよそ70万円になる。
1万円投資で30歳時購入開始と40歳時購入開始の比較
65歳到達時点で暴落なしの場合
30歳時購入開始は最終1215万
40歳時購入開始は最終159万
65歳到達時点で暴落遭遇1度場合
30歳時購入開始は最終771万
40歳時購入開始は最終70万
65歳到達時点で暴落遭遇2度場合
30歳時購入開始は最終260万
40歳時購入開始は最終33万
結論
おわかりいただけたであろうか。
最終的にはどんな暴落にあってもプラスになるのである。
くどいようだが投資金額は開始時点の1万円のみである。
うまくいけば1万円が1215万円に化ける可能性があるのである。
シミュレーションで最も低い場合でも1万円が33万円になるのである。
暴落にあう確率は今後未知数であるが購入開始年齢で最終益の開きがこれだけあるという事は今すぐにでも始めないといけない事が理解出来ると思われる。
投資金額もたったの1万円で将来の保険を買うと思えば安いものである。
もちろん金額を1万円から10万円にあげたらそれだけリターンは大きくなる。
更にこれは老後資金に活用だけではなく子供の養育資金や結婚資金等に応用も可能である。
例えば子供が産まれた0歳時に購入し20歳の成人まで保有したとした場合。
暴落なしとして
購入額が1万円の場合は58万円
購入額が5万円の場合は289万円
成人の日の祝いや結婚資金としても十分に役立つ金額となっているだろう。
あくまで投資であり過度な期待を寄せる事なく保険のような意味合いでとらえて欲しい。
それも購入していなければ意味のない事であり、悪く言えば捨てるような気持ちでいいので取り合えず買っておいて、必要な時に思い出してそういえば保険で買ったあの米国ベアETFってどうなっているのだろう。
ぐらいの気持ちで保有する事をおすすめする。
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